しつこいですが、まずは今一番やらなければ ならないことを再確認。
INPUT 「基本的な知識のストック」を しつこいくらい繰り返すこと
OUTPUT 実戦形式の問題を解くこと
すべての入試まで1ヶ月を切りました。残り少ない一日一日を無駄にしたくないものです。
もちろん、受験で結果を出すには勉強する「時間」は必要です。これに関しては、寝る飯食う以外はぜんぶ勉強ぐらいに考えた方が良いと思います。
とりあえず、ペットみたいにどこにいても体のそばから問題集やノートを離さず、連れて歩きましょう。ハンパに何時間勉強しようなどとぐずぐず考えるより逆にラクです。
と、ここまでは、量としての勉強です。とはいえ、なかなか集中力の続かない人もいるはずです。学校で授業を受けているうえに、たくさんの「人」と会っていますから、それは疲れるでしょう。
そこで、です。質を高くすることが重要になってくるのです。キーワードは効率です。ムダをいっさいなくしたいのです。 まずは、INPUT系で考えてみましょう。次のムダをしていないかチェックです。
1)わかりきっていることをやってはいないか。
2)書くことに時間をかけすぎていないか
3)定着する前に次のことに手を出して散漫になっていないか。
どれも重要なのですが、定着してるのか自分でチェックする姿勢こそ最も重要です。
次はOUTPUT編。
1)1問に悩みすぎていないか
2)答え合わせが雑すぎないか
3)整理不足やINPUT不足で同じ系統の問題を毎回間違っていないか。
例えば一つの問題に悩みまくり、時間をかけすぎる人がいます。
解答技術の引き出しを増やすというOUTPUTの「目的」をしっかり理解していれば、一つの問題に1時間もかけることが効率的かどうかわかるはずです。3分間考えてなにも出ない場合はさっさと答えを見ましょう。そこで「解答技術」を一つ獲得できれば、大幅な時間の短縮になるのです。はやく回せば同じ1時間で何倍もの数の「解答技術」を獲得することができるのではないでしょうか。 質にこだわりましょう。残り30日はまだまだ成績が上がる期間です。