ライオンズ学習塾では、単純暗記を極力避けて指導しています。「覚える」ではなく「覚えてしまう」にしようとしているのです。
受験技術研究家・精神科医の和田秀樹さんは著書の中でこのように述べています。
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認知心理学では、「意味のないもの、 理解できないものは、覚えにくく忘れやすい」ということが実証されている。 「棒暗記」や「丸暗記」などと言われるものがそうだ。 それに対して、意味や理解をともなう暗記を”理解型暗記”として区別する。 ”理解型暗記”は「覚えやすく、忘れにくい」とい う特性を持つ。単純暗記とは正反対だ。 たとえば、日本語の歌詞を覚えるのと、意味が理解できない中国語の歌詞を丸暗記するのとではどっちが楽か想像してほしい。
Aの枠内にある用語を丸暗記して、翌日何個覚えているか実験してみてほしい。おそらく翌日まで覚えていられるのは半分以下だろう。一週間もたてば ほとんど忘れているはずだ。受験勉強が苦痛に感じ られるのも意味がわからないまま丸暗記しようとするからだ。
次に、理解型暗記のBの枠内を見てほしい。これ は、これはAの用語や人名を、関連づけながら整理したものである。バラバラだった情報が、 おたがいに関連性を伴った状態で頭に入っていく。このほうが圧倒的に忘れにくいのだ。
Ａ 源 頼朝 守護・地頭 鎌倉幕府 征夷大将軍（1192） 御家人
Ｂ 源頼朝は横暴を極めた平氏を倒すことを目標に鎌倉幕府をつくった。 朝廷から1192年に征夷大将軍に任命され、 全国の武士(御家人)を従えた。 まず国ごとに守護を置き警備をさせた。 荘園や公領には地頭を置き、年貢の取り立てと土地の管理をさせた。
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ライオンズ学習塾では歴史のストーリーをなるべく子どもの心に残るように話してから、問題集に入らせようとしています。そうすることで、そのまわりの知識がくっつきやすくなるのです。
しかも、無理やり暗記するのではなく、繰り返し問題集をこなしていくことで、「自然に」覚えるように取り組ませています。
３年前に３時間会った人より、最近すれ違って３回挨拶した人の方が圧倒的に覚えているのです。
これらのことを子どもたちには繰り返し話しています。
ライオンズ学習塾では「お子様が嫌がらなければ笑」、随時授業参観を歓迎しています。どんな指導をしているのかぜひご覧になりにいらっしゃってください。