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まずは手をつけよう!やる気は後からついてくる!!

志望校に合格したいし、勉強しなきゃならないということは十分わかっている。でも体がついていかない、頑張れない。そういう人はいないでしょうか。
ちょうどそんなタイミングで「勉強しなさい」などと言われると余計やる気をなくしてしまう。近くのスマホに目が止まりついつい手を出してしまう・・・。

多くの人が「やる気が出てから」始めようとします。しかし、一時的にそういうことがあっても毎日毎日やる気のある人などいるはずもありません。そしてその考え方だといつまでもやる気は出ないのです。

作業興奮という言葉を知っているでしょうか。
作業に手をつけて5分ほど経つと、やる気を司っていると言われる脳の場所「即座核」が興奮し(だから、作業興奮と言う)、やる気が出てくるのです。
勉強をしたくない日でも、いやいや手をつけているうちに次第に調子に乗ってきて、いつのまにか大量の問題集をこなしてしまった、気付いたら、時間が経つのを忘れて勉強をしていた・・というような体験は、誰でも持っているのではないでしょうか。
「やる気が出てきたからやる」というのは逆で、「やり始めたらやる気が出る」のです。
私たちの塾でも、来るときは、疲れた顔だったり、元気のない顔だったりしても、帰りには「頑張った」という充実した顔をして帰っていく人が多くいます。
これは、目の前のことをいやいやでも、こころをくばった取り組みをし、「やればできる」を繰り返すことで、気持ちの充実が得られているからなのです。
反対に、来た瞬間に「あと何分で帰れる」かばかり考えて、適当に手を動かしている人はなかなか作業興奮が起きてきません。「心をくばり」「目前のことに入り込む」ことが重要なのです。ですから、そこを打破するように適切な学習目標を設定と声がけで、「よい表情」になって帰れるよう、尽力していきます。

中には、「手をつけるときのその前の”やる気”はどこから出て来るの?」 という声もあったりします。
その問いには、ただただ、やる気があろうとなかろうと塾に来ればよい、と回答します。勉強が遊びのように楽しいわけがないのです。仕事と同じです。

ここにはスマホもテレビも、ゲームもありません。自分のペースで学習ができます。やる気がない時もそれなりに手を出していけばよいのです。やっているうちに元気が出て来るはずです。
当然ですがテストは絶対的な「学習量」が結果を左右します。それを達成するためには「いつの間にかたくさん学習してしまった」が正解なのです。

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