不来方の お城の草に寝転びて 空に吸はれし 十五の心 啄木

 はじめまして。ライオンズ学習塾代表の水野と申します。
 私が一番望んでいること、それは子どもたちに「劇的に成績が伸びた」経験をしてもらうことです。
 それは、どこからスタートでもいい、何点からでもいい、別に勉強じゃなくてもいいのです。思春期の心を詠んだこの啄木の歌のように、伸び盛りでしなやかな心を持っている年頃に、自分もやればできるという、今まで味わったことのない感動的な体験をすることができたら、その後の人生でどんなに自分を支えてくれるでしょうか。そして、それは誰にでも可能なことだと信じています。

 「塾の教え方がよかった」ではなく、「自分の取り組みがよかった」と感じて欲しいのです。人生は高校入学後も続いていきます。成績の上げ方を自分で知っていて、高校入学後も、その後の進路でも、大人になって多くの課題に直面したときも、この塾での自分で勝ち取った成功体験が生きて欲しいのです。

 最大で毎日通える環境、そして個に対応した指導で、ライオンズ式必勝の繰り返しをし、子どもたちが自ら持つ伸びる力を生かし、今まで経験したことのない変化を体験させることを目標とします。
 その結果、合計点が100点上がる、進路相談でやめた方がいいと言われた高校に合格する、数学がヒトケタから50点まで上がる、伸び悩んでいた成績が急上昇しだす。
 こんなできごとを、これまでに何回も目にしてきました。それが私の最大の喜びになっているのです。

 多くの人が、成績が上がらない理由を「学校の先生が子供にわかるように教えてくれないから」と考えてしまうのではないでしょうか。そしてこう考えるはずです。だから個別に教えてさえもらえば成績が伸び始めるはず・・・と。
 実はそれはかなりの確率ではずれていることが多いと私は思っています。
 いくらわかりやすく教えられ、理解したとしてもそれだけでは決して成績は上がらないのです。なぜなら、人は忘れるようにできているから。
 繰り返しを重ねて定着させることの方が何倍も重要なのです。

人はなんでも忘れていく

 当然ですが、人は片っ端から忘れていきます。学校の授業で先生が丁寧に教えてくれたとしても次の授業では半分も覚えていません。(そもそも授業態度が悪いことはそれ以前の問題ですが)でも、忘れるということは誰にとっても「普通のこと」なのです。
 このことを成績が伸び悩んでいる子は「自分の能力がないのかな?」と疑ってしまい、自信をなくしていきます。ですがそれは当たり前のことなのです。忘れたうえに、どんどん知識を積み上げられるのでますますわからなくなってしまうのです。

家で宿題のスタイルは危険

 それは教科書のカリキュラムが復習を十分にこなしながら進んでいける量ではないことです。先生たちは学習内容を定着させるためにたいへんご苦労されており、たまに宿題を出すなどして補おうとします。
 また、大手進学塾は週2回の一斉授業による講義をし、「よくできた」教材を宿題として子どもたちに要求します。ここで大きな問題が発生します。それは、教材がよくできすぎているということ。進学校に合格させるにはそれなりの問題のバリエーションが必要になるのです。そこそこの厚さの問題集になります。ですから定着のための時間は宿題というかたちになります。現代の誘惑の多い家庭での環境の中で「机に向かい」「正しいやり方で」「集中して」「つまずいたら自分で調べて」・・・、それらをこなしきれる「立派な子」がそれほど多いとは思えないのです。
 ライオンズ学習塾は、家での学習も当然促しますが、実はその内容について子どもが自己申告することについては信用していません。塾内で、どんな質・量のこなし方をしているのか私が評価し、時には叱り、時には教育相談しながら徹底的に指導していきます。

「個別学習だから成績は上がる」はありえません!

 とにかく、大事なことは「くりかえし」なのです。個別でいくら丁寧に教えられたとしても同じです。一対一の方でどんなにわかりやすく教えても、実はそこは「2番目以下」なのです。なぜなら成績が振るわない1番の原因は「理解力が足りない」からではなくて「忘れてしまい定着していない」ことが原因なのですから。週2回家庭教師に来ていただいて、残りは宿題で、となった時点で成果についてはかなり疑問です。個別で回数を増やす、全教科面倒を見てもらうこともできるのかもしれません。しかし現実的ではない費用がかかってしまうのです。

ライオンズ学習塾の外観
ライオンズ学習塾の外観

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