素直
こうした方がいいよというアドバイスに素直に耳を傾ける人、良いことは取り入れようとする謙虚な人です。なので指導がとてもしやすいです。
反対は、「自分流」にこだわる人です。それは長所の可能性もあります。どうすれば伸びるのかを真剣に考えている場合もあるからです。ですが、まずは素直な心でいったん受け止め、その後で判断して欲しいのです。塾は何千人もの中学生の経験値を持っています。
ちなみに「めんどくさいこと」から逃げようとして、楽なことだけやろうとする人は論外です。
やる時はやる人
いざスイッチが入ったら、自分からがっつり勉強できる人たちです。テストや試験が近いときに、やる気があるないにかかわらず、「やらなきゃ」と思ってやり切る人は大きな結果を出します。
反対に、自分の意思でやっているのではなく「人にやらされている」人がいます。塾に来ても、どうやったら楽に過ごせるかということばかり考えてしまいます。それは「自分の意思がない」状態になってしまっているからなのです。お役所仕事のように時間になったらさっさと帰ることしか考えていないのです。そういう人には時間はかかりますが「自立」を促すようにアプローチしています。この伸び盛りの時期に、「勉強が大嫌い」になっていることはとても損なことだと思っているのです。
「自分は自分」な人
友達と一緒に勉強すると、楽しくできることでしょう。仲間によってはやる気ももらえるし、励ましあうこともできるのかもしれません。ところが何でもかんでもやたらと人とつるみたがる人はまず成績が伸びません。
伸びる人は「友達に流されない」強さを持っていて、自分がやらなければならないことをやる人です。そしてそういう人と友達になってほしいのです。やる気をもらえるからです。
友達は選んでください。これはいじめや差別とは違います。自分に被害を及ぼすからです。後ろ向きな人、不平不満や悪口が多く言い訳ばかりしている人のまわりにはそういう人ばかりが集まってきます。
私は、これまで何度もこうしたネガティブな人を会社や実社会で見てきました。何かに成功する確率はゼロパーセントだと思います。
以上、「成績が上がる人３選」でした。３つあげましたが、生活態度に成績は大きく関係してきます。すべては心から始まるのです。