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人生を楽しむサイクルとは

塾で表情や取り組み方を見ていると気になる子がいます。そんな子たちに伝えられることはないか、と私はいつも考えているのです。
先日の8時ごろ、何人かその時間にそんな子たちがいたので、教壇から生徒にこんな話をしました。
それは「ハンパのサイクル」についてです。

自分は「ハンパに取り組む」→「ハンパな結果になる」→「やる気がなくなる」→なのでまたハンパに取り組む…というサイクルになっていないだろうか。
このサイクルにはまると、まわりにもいろいろ言われる。おもしろくないからまたハンパになって…という悪循環にはまってしまう。
もっとも成長している伸び盛りの時期に、こんな状態になっていることは人生の損だと思う。

だから、それを「めちゃくちゃがんばってみる」→「結果が出る」→「やる気が出る」→またテストでがんばる…というサイクルに変えないか?
何も毎日1年中とは言っていない、節目節目にメリハリをつけてある期間本気を出してみたらどうか?
点数が問題じゃない、例えば10点が30点になるということは、それだけで「大きな成果をあげた」ということ。
「成果を上げれる人」になることが大事で、成果をあげれる人間はどこに行っても生きていけると思う。

だからどうせやるんならハンパなことしないでめちゃくちゃがんばってみないか?

という子どもへの提案です。
私は子どもに一度しかない人生を楽しんでほしいと望んでいます。人生は思っているよりも楽しいということを知ってほしいと思っているのです。
楽しむとはゲームとか遊びとかそういうことではありません。それは虚しい楽しさで、本当に目一杯楽しむためには、挑戦し、ハンパから本気に変えてドラマを生み出すことだと思うのです。
ハンパはカッコ悪いし何も生まれない、ということを伝えたかったのです。

親にこういう話をしている時の子どもたちの目を見てほしい、といつも思います。本当に澄んだ綺麗な目をしているからです。
そして、この塾に通ってくれたことで、何か心に残り、子どもたちのその後の人生に役立ってほしいと心から思っています。

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